[ 全2話 ]
滋賀・近江上布
受け継がれる白の記憶
受け継がれる白の記憶
Memory of
Omijofu
Omijofu
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Omijofu
Omijofu
全2話
Memory of
Omijofu
Omijofu
豊かな自然と数々の伝統文化が残された、滋賀県湖東地域。
この地には600年もの時を越え、変わることなく受け継がれて来た、ある麻織物の伝統が残されている。
その織物とは、「近江上布」。
気の遠くなるような時間をかけ、すべての工程が手作業で行われる、繊細で美しい麻織物だ。
だが、この織物は、様々な時代の移り変わりに翻弄されながら、幾度もの消失の危機に立たされて来た。
しかし、その度に不思議な巡り合わせに導かれ、その伝統の記憶は、決して途絶えることはなかったのだ。
そんな連綿と受け継がれる織の記憶を紐解いてゆくと、そこには幾重もの糸が織り成すように、様々な人々の想いと物語が流れていた。
「近江上布」に流れる幾つもの物語を辿りながら、その伝統と美の記憶を紐解いてゆきたい。
この地には600年もの時を越え、変わることなく受け継がれて来た、ある麻織物の伝統が残されている。
その織物とは、「近江上布」。
気の遠くなるような時間をかけ、すべての工程が手作業で行われる、繊細で美しい麻織物だ。
だが、この織物は、様々な時代の移り変わりに翻弄されながら、幾度もの消失の危機に立たされて来た。
しかし、その度に不思議な巡り合わせに導かれ、その伝統の記憶は、決して途絶えることはなかったのだ。
そんな連綿と受け継がれる織の記憶を紐解いてゆくと、そこには幾重もの糸が織り成すように、様々な人々の想いと物語が流れていた。
「近江上布」に流れる幾つもの物語を辿りながら、その伝統と美の記憶を紐解いてゆきたい。
- text / photo HAS / Hiroaki Watanabe
Chapter list
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[ 序章 ]幾重もの糸を紡いで
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[ 前編 ]手の記憶を辿って
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[ 後編 ]白の世界に導かれて
Memory of
Omijofu
Omijofu
- text / photo HAS / Hiroaki Watanabe
Information :
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近江上布伝統産業会館
address : 〒529-1331 滋賀県愛知郡愛荘町愛知川32−2url : www.omi-jofu.com
Feature :
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text / photo :HAS ディレクター / デザイナー。 神戸市出身 京都在住。
立命館大学産業社会学部在学中に、インディペンデントの音楽イベントの企画・運営に携わる。
卒業後は環境音楽の制作を開始。その後、独学でウェブ・グラフィックデザインを学び、2019年にHAS創業。
暮らしを灯す物語をテーマに、デザイン、言葉、写真、音楽を重ね合わせながら制作を行う。HAS : www.has-story.jp