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Threnody
Goldmund
The Malady of Elegance
沈黙を響かせるピアノを

澄み渡る空気と沈黙に包まれた静かな夜のひと時。 この音楽は、そんな静謐な時の中で、まるで水面に一滴の水が落とされるように紡がれたピアノ曲です。

「The Malady of Elegance」と名付けられたアルバムに収録された一曲。 この曲は、アメリカ・ペンシルベニア州出身の音楽家 キース・ケニフによるプロジェクト Goldmundの楽曲として紡がれました。

沈黙に捧げられるように静か紡がれるピアノの響きが静寂の中にある美しさを私たちに教えてくれます。

Artist
Goldmund
アメリカ・ペンシルベニア州出身の音楽家 キース・ケニフのソロプジェクト Goldmund ゴールドムンド。
彼の音楽表現は多岐に渡り、表現するジャンル毎に、Helios/Mint Julep/Keith Kenniffといった多様な名義を使い分け、様々作品を発表し続けている。
Goldmundという名義では、主にピアノを用い、空間を静かに響かせるような美しい音楽を制作している。
Refference
Threnody
  • ArtistGoldmund
  • Album The Malady of Elegance
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希望
土井 晩翠
『天地有情』より

沖の汐風吹きあれて
白波いたくほゆるとき、
夕月波にしづむとき、
黒暗くらやみよもを襲ふとき、
空のあなたにわが舟を
導く星の光あり。

ながき我世の夢さめて
むくろの土に返るとき、
心のなやみ終るとき、
罪のほだしの解くるとき、
墓のあなたに我魂たまを
導びく神の御聲みこえあり。

嘆き、わづらひ、くるしみの
海にいのちの舟うけて
夢にも泣くか塵の子よ、
浮世の波の仇騷ぎ
雨風いかにあらぶとも
忍べ、とこよの花にほふ

港入江の春告げて、
流るゝ川に言葉あり、
燃ゆる焔に思想おもひあり、
空行く雲に啓示さとしあり、
夜半の嵐に諫誡いさめあり、
人の心に希望のぞみあり。

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Artist
土井 晩翠
土井 晩翠(どい ばんすい / 1871 - 1952年)は、宮城県仙台市出身の詩人・英文学者。
本名は、土井 林吉(つちい りんきち)。

裕福な商家に生まれ、幼少期より学問への強い興味を持っていたが、商人に学問は不要と祖父の強い反対を受け、当初は学問の道を諦め、家業を継ぐために働き始める。だが学問への想いは消えず、仕事の合間を縫い、独り学び続けた。
その熱意にほだされ、最終的に祖父も進学の道を認め、本格的に学問への道に進む。
その後、東京帝国大学英文科に進み、学業の傍らで様々な詩を発表する。

男性的な漢詩調の詩風で、女性的な詩風の島崎藤村と並んで「藤晩時代」と称された。
瀧廉太郎の作曲の「荒城の月」の作詞者としても知られ、校歌も数多く作詞した。
英文学者としは、ホメロス、カーライル、バイロンなどを翻訳。日本芸術院会員、文化功労者、文化勲章受章者。
Refference
天地有情

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  • 著者 土井 晩翠

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  • 出版 青空文庫

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野の羊へ
大手拓次
『藍色の蟇』より

野をひそひそとあゆんでゆく羊の群よ、
やさしげに湖上の夕月を眺めて
嘆息をもらすのは、
なんといふ瞑合(みょうごう)をわたしの心にもつてくるだろう。

紫の角を持つた羊のむれ、
跳ねよ、跳ねよ、
夕月はめぐみをこぼす……
わたし達すてられた魂のうへに。

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Artist
大手拓次
大手 拓次(おおてたくじ / 1887 - 1934年)は、群馬県出身の日本の詩人。
早稲田大学第三高等予科を経て、1907年9月、早稲田大学文学学術院英文科に入学。この頃より詩の発表を始める。
1916年にライオン歯磨本舗に就職。以後、生涯をサラリーマンと詩人の二重生活に捧げた。
生涯に書かれた詩作品は2400近くにのぼる。作品の発表を盛んに行っていたものの、生前に詩集が発刊されることはなかった。
Refference
藍色の蟇

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  • 著者 大手拓次

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  • 出版 青空文庫

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星々が輝く槍の雨を降らせ 涙で天をあふれさせたとき
ウィリアム・ブレイク
『無垢と経験のうた』より
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Artist
ウィリアム・ブレイク
ウィリアム・ブレイク(1757-1827年)はイギリスの詩人・画家・版画家。
ブレイクは、ビジョンと呼ばれる幻視体験に基づいた特異な見解から同時代の人々からは狂人扱いされており、生前は詩人としては認められることはなく、一介の彫版師として生活した。
その後の批評家や読者からは、その表現力と創造性、そして作品内の哲学的・神秘主 義的な底流が高く評価されるようになり、ワーズ・ワース、コール・リッジらとともにイギリス・ロマン派の詩人の重要人物として知られている。
Refference
無垢と経験のうた

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  • 著者 ウィリアム・ブレイク

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  • 出版 青空文庫

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隠沼
石川啄木
『詩』より

夕影しづかに番つがひの白鷺しらさぎ下り、
槇の葉枯れたる樹下こしたの隠沼こもりぬにて、
あこがれ歌ふよ。

『その昔、よろこび、そは朝明、光の揺籃ゆりごに星と眠り、
悲しみ、汝こそとこしへ此処ここに朽ちて、
我が喰はみ啣ふくめる泥土ひづちと融とけ沈みぬ。』

愛の羽寄添ひ、青瞳うるむ見れば、
築地ついぢの草床、涙を我も垂れつ。

仰げば、夕空さびしき星めざめて、
しぬびの光よ、彩なき夢ゆめの如く、
ほそ糸ほのかに水底に鎖ひける。

哀歓かたみの輪廻めぐりは猶なほも堪こらへめ、
泥土ひづちに似る身ぞ。

ああさは我が隠沼こもりぬ、
かなしみ喰はみ去る鳥さへえこそ来めや。

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Artist
石川啄木
石川 啄木(いしかわ たくぼく / 1886 - 1912年)は、岩手県出身の詩人。
啄木は雅号で、本名は石川 一(いしかわ はじめ)。
旧制盛岡中学校中退後、明治35(1902)年与謝野鉄幹の知遇を得て、『明星』に寄稿する浪漫主義詩人として頭角を現す。19歳の時に、処女作となる詩集『あこがれ』を刊行。
同時期に盛岡に帰郷し結婚するも、生活難のため母校の代用教員となる。
明治41(1908)年に上京、創作に没頭し小説を発表するが認められず、困窮の生活を送り、翌年に東京朝日新聞に就職。
明治43(1910)年に『一握の砂』を刊行、歌人としての地位を確立する。
また、同年に起きた幸徳事件(大逆事件)をきっかけに社会主義への関心を深め、文学評論も執筆したが、26歳の時に結核を患い帰らぬ人となる。
Refference
詩

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  • 著者 石川啄木

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  • 出版 青空文庫

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Pino
Otto A Totland
穏やかな春を想うピアノ
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穏やかな春を想うピアノ

短い日照時間によって、長い暗闇に包まれる北欧の冬。
この音楽は、そんな冬の闇に暖かな光を灯すように紡がれたピアノ曲です。

彼の初となるピアノソロ・アルバム「Pinô」に収録された、アルバム名と同じ名前の一曲。
この曲は、ノルウェー出身の音楽家 Otto A Totland オット・A・トットランドによって生み出されました。

まるで穏やかな春の日を想わせる、どこか優しく、柔らかな温もりに包まれたこの曲は、北欧の長い冬の先にある微かな春の光を私たちに感じさせてくれます。

Artist
Otto A Totland
1979年、ノルウェー・ポールスグルン出身の音楽家。
トラックメイキングから音楽制作を始め、その後ピアノでの作曲を行うようになる。
憂いを帯びた美しいサウンドスケープを描く「Deaf Center」のメンバーとしての音楽活動を経て、2014年に初のソロピアノ作品「Pino」を発表した。
ひとつひとつのピアノの音色を丁寧に紡ぐ、優しい音楽を紡いでいる。
Refference
Pino
  • ArtistOtto A Totland
  • AlbumOtto A Totland
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或る時の詩
片山敏彦
『日本の詩歌 26 近代詩集』より

心の嵐が今去つたところだ
熱い嵐の中で、つめたい心がこゞえて
獣になつて魂の野を
走りまはつてゐた。
火に烙やかれながら、一つの氷が
曇り日の天に向つて叫んだ。

心の嵐が今去つたところだ。
疲れた氷の火が静かにとけて
秋の曇り日の天の下に
春のやうなひかりを感じる。
やつと見つけたお母さんの乳房に
泣きじやくりながら、かじりつく赤ん坊に
私のこゝろは似てゐると思ふ。

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Artist
片山敏彦
片山 敏彦(かたやま としひこ / 1898 - 1961年)は、高知県高知出身の詩人・翻訳家。
1924年3月東京帝国大学ドイツ文学科卒業、同年4月より法政大学予科ドイツ語専任教授となる。
戦前に渡欧し、スイスにロマン・ロランのもとを訪れ、大きな影響を受ける。
西欧の文学と芸術を深く愛し、ロマン・ロラン、ヘッセ、リルケ、ハイネ、ゲーテといった独仏文学の翻訳も数多く手掛けた。
Refference
日本の詩歌 26 近代詩集

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  • 出版 中央公論社

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片町に更紗染めるや春の風
与謝蕪村
『郷愁の詩人 与謝蕪村』より
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Artist
与謝蕪村
与謝 蕪村(よさ ぶそん / 1716 - 1784年)は、江戸時代中期の日本の俳人・文人画家。
現在の大阪郊外、淀川に近い村で生まれ、20歳前に江戸へ出ると、巴人(はじん)という俳人に師事して俳句を学び始める。
28歳の頃、俳号として「蕪村」を名乗り始め、松尾芭蕉への憧れから10年に近い放浪生活を重ね、42歳のときに京都へ定住した。
絵と俳句の両面で独自の世界観を描き出し、近代の俳人や詩人たちにも大きな影響を与えた。
Refference
郷愁の詩人 与謝蕪村

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  • 編集 萩原朔太郎

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  • 著作 与謝蕪村

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  • 出版 青空文庫

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Rosie
Marcus Lowry
変わらぬ愛を詠う歌
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変わらぬ愛を詠う歌

カナダ・モントリオールを拠点に活動するフォークシンガー兼プロデューサーのマーカス・ローリー(Marcus Lowry)による一曲。

「Rosie」と名付けられた、この曲は、マーカス・ローリーのデビューアルバムとなる 「Time, Time, Time」の中に収められています。
このアルバムがリリースされたのは、2023年9月。
僅か100部限定の自主リリースのレコードとして発表されました。

9曲の楽曲で構成され、まるで本のページをめくるように、喪失、叶わぬ夢、そして避けられない時の流れを語る、様々な物語が彼の優しい歌にのせて紡がれます。

「Rosie」は、このアルバムのはじまりの一曲。
この歌は、「ロージー」という一人の少女に捧げられた変わらぬ愛の想いが込められています。

それは、移ろいゆく時の流れの中で、決して変わることのない深い愛の物語。
人を愛することの儚さと美しさを教えてくれる一曲です。

今回は、英語の詞を稚拙ではありますが翻訳し、原文と併記するかたちで掲載させて頂きました。
紡がれる音楽だけでなく、その美しい詞の世界にも耳を澄ませながら、聴いてみて下さい。

きっとそれぞれの愛の物語が心の中で流れてゆくと思います。

「ロージー」
-
この古い木の枝は、
私たち二人がぶら下がる場所だった
そこで私たちは笑い、すべてを手に入れた
しかし、ある日、私は見たんだ
あの風が幾度も吹いてくることを
そして、私は風に運ばれ落ちていった
あの高い木の枝から

今、私は下にいるけれど
君が顔を赤らめ、成長するのを見るために、
今もここにいる
この歌を歌うことを夢見てきた
でも、私はもういない
だから鳥たちは歌い続ける

愛しいロージー
あなたはいつここに来るの?
ロージー
愛しているよ

日は短くなり 夜は長くなる
今、大雨が降っているんだ
鳥はもう私たちの歌を歌わない
草が伸びて以来
草の葉が私を守ってくれる
そして今、故郷のように感じる

時は流れ、私は老いてゆく
暗く寒くても
私は祈りながらここにいる
いつかあなたが風に運ばれ落ちゆく時
あなたが私の道の上を転がってくれることを
願いながら

愛しいロージー
あなたはいつ来るの?
ロージー
愛しているよ
(『Rosie / Marcus Lowry』より意訳)

-
「Rosie」
-
On a branch from this old tree
A place where we'd hang across
We'd laugh and have it all
Although one day I did see
That winds kept coming round
And they made me fall
From ten feet tall

Now even though I'm down below
I'm here to watch you blush and grow
I've dreamt of singing you this song
But now I'm gone
And so the birds have to
Keep singing on

Rosie my dear
When will you be here
Rosie you know
I love you so

Days grow short and nights grow long
Now heavy rains are falling
Birds no longer sing our song
And ever since the grass has grown
Leaves have sheltered over me
And now it feels like home

Time goes by and I grow old
And even though it's dark and cold
I'll be here while I pray
For you to fall one day
And on that day I hope that
You roll my way

Rosie my dear
When will you be here
Rosie you know
I love you so
Artist
Marcus Lowry
Marcus Lowry マーカス・ローリーは、カナダ・モントリオールを拠点に活動する、フォークシンガー兼プロデューサー。
幼少期から音楽に親しみ、フランスの作曲家ヴァンサン・ダンディの名を冠するカナダ・モントリオールの音楽学校「ヴァンサン・ダンディ音楽院」の初等科のヴァイオリン科を修了した後、10歳でヴァイオリンをギターに持ち替えることを決意。

その後、モントリオール大学でジャズ・パフォーマンスの学士号を取得して以降、様々な国内外のミュージシャンとしての共演しながら、シンガーソングライターとしての自身の音楽を育み続けている。
Mount Eerie マウント・イアリ や Tamas Wells タマズ・ウェルズといった穏やかで美しいフォークソングを歌うミュージシャンとも重なり合うような素晴らしい歌い手である。
Refference
Rosie
  • ArtistMarcus Lowry
  • AlbumMarcus Lowry
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雲
山村暮鳥
『雲』より

雲もまた自分のやうだ
自分のやうに
すつかり途方にくれてゐるのだ

あまりにあまりにひろすぎる
涯はてのない蒼空なので

おう老子よ
こんなときだ

にこにことして
ひよつこりとでてきませんか

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Artist
山村暮鳥
山村 暮鳥(やまむら ぼちょう / 1884 - 1924年)は、山村暮鳥は明治から大正にかけて活躍した現在の高崎市出身の詩人・児童文学者。
本名、土田八九十(つちだ はくじゅう)。
1909年、人見東明から「静かな山村の夕暮れの空に飛んでいく鳥」という意味をこめ「山村暮鳥」の筆名をもらう。
築地の聖三一神学校時代に文学に開眼し、卒業後はキリスト教の伝道師として各地で布教活動をしながら詩を書き続け、数多くの作品を生み出した。
代表作は『聖三稜玻璃』(1915年)、『風は草木にささやいた』(1918年)、『雲』(1925年)など。
Refference
雲

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  • 著者 山村暮鳥

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  • 出版 青空文庫

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Motes and Shadow
Innesti
朧げな揺らぎの美しさ
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朧げな揺らぎの美しさ

アメリカ・イリノイ州のChris Fraley (クリス・フレイリー)が手掛けるアンビエント・プロジェクトInnesti による一曲。
「Motes and Shadow」と名付けられた、この曲は「Formless」というアルバムの中に収められています。

アルバム名の「Formless」とは、「形のない・漠然とした」という意味を表す言葉。そして楽曲の「Motes and Shadow」とは、「ちりや微片と影」という意味を表しています。

そうした言葉が表すように、この楽曲には、どこか儚く掴みどころのない幽玄な世界観が流れています。
霧の中で美しい音色が響き渡るような幻想的な音楽は、聴く人を穏やかな時の彼方に運んでくれるのではないでしょうか。

Artist
Innesti
Innestiは、アメリカ・イリノイ州のChris Fraley(クリス・フレイリー)が手掛けるアンビエント・プロジェクト。
1980年代にイギリスで設立された音楽レーベル・4ADの世界観を定義したThis Mortal Coilのような幽玄で優美なサウンドと現代のアンビエント・サウンドスケープを組み合わせた表現を指針とし制作を行っている。
淡い音のレイヤーが神秘的な世界観を紡ぎながら、ゆっくりと広がる彼女の音楽は、読書や夢想、瞑想の時間をより深い体験へと導いてゆくだろう。
Refference
Motes and Shadow
  • ArtistInnesti
  • AlbumInnesti
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